「Googleアドセンスを始めたけど、どこで何を見ればいいのか分からない…」
「収益ってどこで確認するの?」「クリック数ってどこにあるの?」
そんな疑問にお答えするのがこの記事です。
Googleアドセンスの管理画面の見方を、ブログ初心者にもわかるように、画像つきでやさしく解説します‼
さらに、収益化を目指す人のために、数字の活かし方まで紹介します。
1. Googleアドセンスにログインする方法

まずは、以下のURLからGoogleアドセンスにアクセスします。
👉 https://www.google.com/adsense
Googleアカウントでログインすれば、アドセンスのダッシュボード(管理画面)に入れます。
2. ホーム画面の見方|ざっくり収益をチェック!
ログイン直後に表示される「ホーム」画面では、最近の収益の合計額や傾向がざっくり確認できます。


💡ホーム画面はあくまで「収益の概況」や「通知・提案」をチェックするための場所です。
3. 「レポート」メニューでデータを詳しく見る
レポート画面ってどんな場所?
アドセンスの左側メニューにある「レポート(Reports)」をクリックすると、詳しいデータをグラフや表で見ることができます。
このレポート画面では、
いつ
どのページで
どんな広告が
どれだけ表示され、クリックされたか
といった情報を確認できます。

クリック数、表示回数、収益などが「数字とグラフ」で確認できます。
【一覧で解説】Googleアドセンスのレポート項目と意味
それでは、レポートで見られる主要な項目を、1つずつやさしく説明していきます。



1. Entire account by day(アカウント全体の日別)
👉 アカウント全体の収益やクリック数を、日ごとに確認できます。
「昨日はどれくらい稼げたかな?」というときに見るのに最適です。
2. Entire account by week(アカウント全体の週別)
👉 一週間ごとのまとめデータ。曜日による傾向ではなく、週ごとの収益トレンドをざっくり確認できます。
3. Entire account by month(アカウント全体の月別)
👉 月単位での収益やクリック数の合計を確認できます。
年間の推移を見たいときや、季節ごとの傾向分析に使えます。
4. Top pages(人気ページ)
👉 収益やクリック数が多かったページのURLを確認できます。
「どのブログ記事が一番稼いでいるか?」がわかる重要なデータです。
5. Sites(サイト別)
👉 複数のサイト(ブログ)を運営している場合、それぞれのサイトごとの収益を比較できます。
6. Content platform(コンテンツプラットフォーム)
👉 AMP(高速表示ページ)などの表示形式の区分とされていますが、詳細な分類基準は不明です。
7. Countries(国別)
👉 広告を見たユーザーの国別データ。
海外アクセスがどれくらいあるかをチェックできます。
8. Ad units(広告ユニット別)
👉 作成した広告ユニットごとの成果が見られます。
例:「記事下広告」「サイドバー広告」など、どの広告配置が効果的かがわかります。
9. Platforms(端末別)
👉 スマホ/パソコン/タブレットなど、ユーザーが使った端末の内訳を確認できます。
スマホ対応の重要性をチェックするのに便利です。
10. Custom channels(カスタムチャネル)
👉 自分でグループ分けした広告のまとまり(チャネル)ごとのデータ。
例:記事中の広告だけをまとめて分析するなどの使い方ができます。
11. URL channels(URLチャネル)
👉 特定のページやディレクトリ(フォルダ)ごとの広告データが見られます。
たとえば「/blog/」配下だけを見る、という分析が可能です。
12. Verified sites(確認済みサイト)
👉 所有者確認が済んでいる「正式なサイト」に限定したデータ。
アドセンスの対象サイトを把握できます。
13. Served creatives(配信された広告素材)
👉 実際に表示された広告のデザインや種類の情報が確認できます。
広告主のクリエイティブの分析に興味がある方に。
14. Ad formats(広告フォーマット)
👉 広告の種類ごとの効果が確認できます(例:記事内広告、インフィード広告など)。
どの形式の広告が稼げているかを知るのに便利です。
15. Ad sizes(広告サイズ)
👉 表示された広告のサイズごとの成果を比較できます。
例:300×250(レクタングル)、728×90(バナー)など。
16. Creative sizes(クリエイティブサイズ)
👉 実際の広告素材(画像など)のサイズです。
Ad sizesとの違いが明確でないため詳細は不明です。
17. Targeting types(ターゲティングの種類)
👉 広告が表示される仕組み(コンテンツに関連/閲覧履歴に基づくなど)を示すようですが、詳細な分類基準は不明です。
18. Bid types(入札の種類)
👉 広告主がどの方式で広告枠に入札したかを示します(CPC:クリック課金、CPM:表示課金など)。
収益の構造を理解するのに役立ちます。
19. Ad networks(広告ネットワーク)
👉 AdSense以外の提携広告ネットワーク(Ad Exchangeなど)を含めた配信元のデータです。
20. Ad sessions(広告セッション)
👉 1人のユーザーが一定時間で閲覧した一連の広告データのようですが、定義が不明なため詳細な解釈は難しいです。

4. ブログ初心者が見るべき3つの指標
アドセンスのレポートにはたくさんの項目がありますが、最初から全部を見る必要はありません。
① Clicks(クリック数)
広告が実際にクリックされた回数です。
ここが増えるほど収益も増えやすいので、日ごとの変化をチェックしましょう。
>✅「Entire account by day」や「Ad units」レポートで確認できます。
「Entire account by day」=アカウント全体(日別)
「Ad units」=広告ユニットごとの分析
② CPC(Cost per click/クリック単価)
1クリックで得られる収益額のことです。
クリックは多くても、CPCが低ければ収益は伸びにくいので、クリック数とセットで見るのがポイントです。
>✅「Entire account by day」「Top pages」などで確認可能。
「Entire account by day」=アカウント全体(日別)
「Top pages」=人気ページ
③ Page CTR(ページのクリック率)
広告が表示されたページの中で、何%の人が広告をクリックしたかを示す数値です。
CTRが高ければ「読者の関心に合った広告が表示されている」可能性が高くなります。
>✅「URL channels」や「Top pages」での比較に便利。
「URL channels」=URLチャネル
「Top pages」=人気ページ
5. アドセンス収益を伸ばすための見方と使い方
数字を見るだけで満足していませんか?
レポートを活用すると、収益アップのヒントが見えてきます。
ここでは、具体的な活用法を紹介します。
クリック数が少ないときは?
- 記事の内容と広告が合っていないかも
- 広告の位置を見直してみましょう(例:記事の途中や最後に配置)
- モバイルで広告がちゃんと表示されているか確認するのも大切です
→ 「Ad units」や「Platforms」レポートで原因を探れます。
「Ad units」=広告ユニットごとの分析
「Platforms」=端末別
Page CTR(ページのクリック率)が低いときは?
- 広告の種類を変えてみる(記事内広告やインフィード広告に)
- 読者の滞在時間が短いページは効果が出にくいです
- ページ構成を見直して、広告と本文のバランスを整えましょう
→ 「Top pages」や「Ad formats」で分析できます。
「Top pages」=人気ページ
「Ad formats」=広告フォーマット
CPC(クリック単価)が安いと感じたら?
- 単価の高いキーワードを含む記事を書いてみる
- 金融・転職・保険など、単価が高いジャンルに挑戦するのも手です
- 無理にジャンルを変えるのではなく、読者の悩みに寄り添った内容が基本!
どの位置の広告がどのくらいクリックされているか知りたい場合
「サイドバーの広告って誰か見てるの?」
▷ Ad units(広告ユニット)
Googleアドセンスで設定した各広告ユニットごとに、クリック数や収益が見られます。
たとえば、「記事上」「記事中」「記事下」などの広告を分けて作っていれば、それぞれの効果が比較できます。

▷ Custom channels(カスタム チャネル)
少しステップアップした使い方ですが、自分で設定したグループごとに分析できる機能です。
たとえば、「スマホ用広告」「トップページだけの広告」など、表示場所やページ単位で分析したいときに便利です。
広告ごとに名前を付けておくと、後で「どれがクリックされたか」がすぐに分かります。
たとえば、article_top_300x250のように、場所とサイズを名前に入れるのがおすすめです!
6. よくある疑問Q&A
A. 見積もり収益は「概算」のため、不正クリックや無効なトラフィックがあると差し引かれます。最終的な金額は月初に確定され、「お支払い」欄に反映されます。
A. 季節やアクセス元の変化、広告主の予算、ユーザーの行動などが影響します。
レポートの「Ad units」や「Ad networks」で確認してみましょう。
A. アドセンスのレポート画面では英語が使われることが多いですが、意味を覚える必要はありません。本記事の一覧表を参考に、必要なところだけ見るようにすれば大丈夫です。
7. まとめ|数字を「読む」だけでブログが育つ!
Googleアドセンスのレポートは、ただの数字の集まりではありません。
そこには、読者の反応や、収益を伸ばすためのヒントがたくさん詰まっています。
初心者のうちは、次の3つの指標からスタートしましょう
- クリック数(Clicks)
- クリック単価(CPC)
- クリック率(CTR)
慣れてきたら「Top pages」「Ad units」「Platforms」なども活用して、自分のブログに合った広告の工夫をしてみてくださいね。
アドセンスは「数字を見る→改善→また見る」を繰り返すことで、着実に収益が育っていきます。
焦らず、コツコツと育てていきましょう!