モラハラって知ってますか?
モラハラ(モラルハラスメント)とは、
別名「精神的DV」とも呼ばれ、相手の精神を言葉や態度によって傷つける行為
私が『モラハラ』という言葉を知ったのは、結婚してから7年くらいたった頃でしょうか。
それまでも、彼が怖い。彼の機嫌が悪くならないようにしよう。と思うことは多く、
常に彼のご機嫌取りをしていました。
なんで怖く感じるのか自分でもわからず、きっと私の性格のせいだと思っていました。
彼の機嫌がよくなるだろうと思うことを率先して行動し、機嫌よくいてくれることに
安心感を感じていました。
何をするのにも、考える時は「彼が優先」。
自分自身のことは後回しにするクセがついていました。
彼の機嫌が悪いのは、私が原因で、私が彼の機嫌を損ねることをしなければ、
彼は機嫌よくいい夫でいてくれる。
今思えばおかしいと思うことですが、家事育児に疲弊していた私には彼がいないと
生活できないと思い込んでいたので、なんとかして彼に機嫌よくいてもらおうと、
そればかり考えていました。
「夫婦円満でいること=子供にとっていい家庭環境」私にはこれがすべてでした。
モラハラの特徴
被害者自身も被害に遭っていることを認識しづらい
その頃の私がまさに「モラハラを認識していない」という状態でした。
たとえば、
(言葉や行動には現れず、無視、ため息、舌打ちなど態度で威圧する)
(急にキレる)
怖くて手の震えが止まらないよ。帰ったらなんて話をしたらいいんだろう…)
この頃の私は、「彼が不機嫌=わたしのせい」そう思い込んでました。
モラハラには、こんな特徴もあります。
他人には理解されづらい
外では私の事を「すごくいい奥さん」だと周りに話します。
『俺の事をすごく理解してくれる』『俺の事をよくわかってる』そんな話を友達に
するそうです。
すると、友達は「ほずみんちゃん愛されてるね~」「またほずみんちゃんの話してたよ~」と言われます。
彼は『愛妻家』で『優しい』というイメージがつきます。外面がいいんですよね。
友達は、まさか彼が家で不機嫌をまきちらすような人だとは思わないでしょう。
彼の愚痴を聞いてもらっても、『でも優しいもんね』『たまたま機嫌が悪かったんだね』
という言葉が返ってきます。
相談できる人がいないのは、とてもつらいです。我慢するしかないんだと思っていました。
モラハラという言葉を知った
その頃から、彼の性格について調べるようになりました。
そして、はじめて彼の性格に当てはまってものを見つけたんです。
それが『モラハラ』でした。
その言葉の意味を知ったとき、
『そっか、彼はモラハラなんだ・・・』『私がおかしいわけじゃなかったんだ』
と、ほっとしたのを覚えています。
うまく言えないけど・・・理由がわかった安心感というのでしょうか。
わかってくれる人いるかな・・・