モラハラ

モラハラの洗脳が解けない?!

モラハラ夫に洗脳されてる?!

モラハラ夫は、私が自分の思い通りに行動しないと不機嫌になります。

モラハラ夫は、私が自分がほしい言葉を言わないと不機嫌になります。

モラハラ夫は、自分をかまってほしいので、私が子供の面倒に夢中になっていると不機嫌になります。

モラハラ夫は、私が家事・育児・仕事にクタクタになっていても関係ありません。自分の欲を満たすために、私を振り回します。

これを今までずっと『私のせいで不機嫌になった』とそう思っていました。

ほずみん
ほずみん
彼は私のために〇〇してくれているのに、私は疲れてそれに答えられなかった
ほずみん
ほずみん
彼がかまってほしいのは、私の事が好きだからなんだ。もっとかまってあげないと。
ほずみん
ほずみん
彼は家族のために仕事してきてくれているんだから、彼が仕事に集中できるように、家事・育児は私がひとりでがんばらないと。

そうやって、家事も育児もやらない彼を肯定していました。

彼のために何かをして、彼に喜んでもらえることがうれしくて、彼のためにできることは、なんでもやろうという気持ちでいました。

それが家族にとってプラスになると思っていたからです。

それが夫婦円満の秘訣だと本気で思っていました。

違和感の直感って大事

私は、モラ夫にはじめて会った時

ほずみん
ほずみん
この人怖いな…

と思ったのをよく覚えています。

何が怖いのかと言われたらわからないのですが、嫌な感じがしました。

でも、彼に好意を持たれてから、はじめはお断りしていたのですが、あまりぐいぐい来ないのが好印象で、『実はそんなに悪い人じゃないのかも』と思うようになりました。

はじめの印象が悪かったせいで、普通の事をしていても良く見えてしまっていたのかもしれません。

少しずつ仲良くなり、付き合いはじめてからも、同棲する話になるとなぜか拒否反応が出るようになり、言い訳をして同棲を先延ばしにしていました。

最終的には、少し脅される形で半ば強引に同棲させられました。

モラ夫
モラ夫
家賃だって折半になるんだから、お前が損することは何もないだろ?

って、言ってましたが、家事全般、何もしてくれないとは思っていなかったので、結局は私の負担が倍になっただけでした。

この違和感が、『この人、苦手』という本能の直感だったんだと後でわかりました。

類は友を呼ぶ?!

私が友達のおうちへお邪魔していた時、友達の旦那さんにお会いしました。

友達には本当に申し訳ないんだけど、

ほずみん
ほずみん
(この人、苦手かも)

と感じました。

そして、その友達も私の旦那に違和感を感じていたようで、

友達
友達
ほずみちゃんの旦那ってさ…もしかして…
ほずみん
ほずみん
そう、そうなの!よくわかったね?!
友達
友達
私の旦那がそうだから、すぐわかるんだよね

と言うんです。私はその言葉が衝撃的でした。

だから、私も友達の旦那さんに違和感を感じたんだ…

『この人、苦手』という直感は合っていたようです。

それから、友達と話をしていると、友達も私の話を聞いてびっくりしたようで、

友達
友達
ほずみちゃん、それ、ほずみちゃん悪くないよ?
友達
友達
それは(ほずみの)旦那がおかしい!!

と言わました。

それが、はじめて自分の夫の行動が普通じゃないという事を知った瞬間でした。

『モラハラ』について調べてみた

夫の行動が普通じゃないと知ってから、この人の性格は何に当たるんだろうとたくさん調べました。

ネットや本や、SNSでも。

どうやら『モラハラ』で『サイレントモラハラ』というのに一番合っていました。

インスタで検索すると結構投稿が多く、同じように悩んでいる人が多いという事にびっくりしました。

サイレントモラハラ夫の特徴
  • 話しかけても無視をしたり、不機嫌な態度をとって妻を追い詰める
  • 直接言わず、態度や無言のプレッシャーで妻を精神的に追い込む
  • 自分がすべて正しい、自分は悪くないと思っている
  • 妻を支配したいと思っている
  • わざとらしく大きなため息をつく
  • 急に大声で叫び、不機嫌をアピールしてくる
  • 聞こえるような独り言で、イヤミや不満を言ってくる

まさにこの特徴にぴったりでした。

そして、調べていくとわかったことがありました。

それは、モラハラ夫は

話し合いができない

という事でした。

思い返すと、お金の事や子供の事、大事な話はだいたい途中でめんどくさそうにされるか、不機嫌になって怒って終わる。

そういうことが多かったです。

解決法に一番多かったのが

別居or離婚

でした。

どちらも子供にとってはつらい選択です。両親は仲が良いのが一番ですから。

そして私には貯金がありません。

モラハラ夫が借金を隠していたので、一緒に返済をするため使い果たしました。

今すぐに離婚するだけの条件がまったく整っていませんでした。

私は、子供たちが大きくなってから、離婚しようと心に決めて、

それまでは、できる限りモラハラ夫の機嫌をとって、子供たちがモラ夫の理不尽な八つ当たりに合わないようにしました。

本当につらい日々でした。

言いたい事も言えない。機嫌を取るためにイヤなことも我慢してやりました。

それもこれも、子供が独り立ちをするまでの我慢。そう思ってがんばりました。

長男が大学受験をする頃、私はもう限界でした。

そんな時、長男から衝撃な一言が。

長男
長男
もう、お父さんと離婚したら?
長男
長男
あの人、おかしいよ!

…びっくりしました。

と同時に『私、離婚していいんだ』と一気に気が抜けました。

子供たちも父親の言動や行動に嫌気がさしていたようで、次男は

次男
次男
お母さんを泣かせるお父さんは嫌い

と言ってくれました。

やっと離婚に踏み切れることができると思えた瞬間でした。

覚悟ができてからは

もうモラハラ夫の機嫌を取らなくてもいいんだと思ってからは、モラ夫が急にキレても流せるようになりました。

そうすると、モラ夫は、子供も私も自分の言いなりにはならないとわかったのか、

横柄な態度をとる回数がだいぶ減ってきました。

モラ夫がいなくても生活できるように精神的自立・経済的自立が必要だと思って行動してきた私は、自立に向け行動したおかげで、だいぶ強くなれたと思います。

自分の旦那がモラハラ夫だという事に気づき、この人の暴言や人を傷つける行動は間違っていると分かった日から、私は少し変われた気がします。

 

でも、それと同時に気づいたことがあります。

私は本当は何がしたくて、どうなりたいのか、何が好きで、趣味はなんなのか、

わからないんです…。

好きなものも、趣味もあったはずなのに、私がモラ夫以外の事に集中しているとモラ夫は不機嫌になるし、私が何かを楽しもうとすると全て拒否されてきたので、私はとにかくモラ夫を不機嫌にさせないように、自分が目立つことを止め、自己主張をしなくなりました。

そうやって、モラ夫色に染まることで、モラ夫は満足で、私を好きでいてくれました。

私は、子供を守るために、モラ夫の機嫌取りをずっとしてきました。

そして、気づいたら本当の自分がわからなくなりました。

ショックでした。

自分の事を大事にしてこなかった代償なんだと思います。

私は、子供が嫌がっているのに無理やり別居する事よりも、自分が苦しむ道を選びましたが、すぐにでも別居・離婚していたら、自分をもっと大事にできていたかもしれません。

でも、何が正解で、何が不正解なのかわかりません。

私が『離婚』ではなく『別居』を選んだわけは、一度は離婚を進めてくれた子供たちも父親とイヤな別れ方をするのはやっぱりイヤだろうなと思ったのと、

モラハラ夫は、過去に離婚話になった時、逆上して

モラ夫
モラ夫
別れるなら俺を刺してからいけ‼

と言ったことがあったので、それを避ける為に別居におさめました。

話し合いのできないモラハラ夫はいまだに別居の原因は自分だと認めません。

モラ夫
モラ夫
お前がどうしてもって言うから出ていっただけ

と言っています。

でもそれくらいアホなおかげで、今も家族でたまに外食したり、子供とカラオケ行ったりできています。

私たちにとっては、ギリギリちょうどいい距離感に今はなんとかおさまってるという感じです。

モラハラに気づかず、今でも機嫌取りをする生活を続けていたら…と思うとぞっとします。

同じように悩んでいる方がいたら、このブログを見て、『うちの旦那おかしいかも』と気づいてくれることを祈っています。

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